ごあいさつ

明石市の障害のある子ども達と保護者の方の思いをしっかりと受け止め、
寄り添う療育を目指します。

 この度「明石市立ゆりかご園」の園長として配属いたしました飯塚と申します。
 当法人である三田谷治療教育院は平成21年に明石市様から指定管理として、明石市立あおぞら園(福祉型児童発達支援センター)の運営を任され、この度、令和4年4月から明石市立ゆりかご園の運営も任されることとなりました。
 私は平成21年にあおぞら園の園長として約10年間、職員とともに子ども達や保護者の皆様に寄り添いながら運営してまいりました。
 そのあおぞら園での実績を評価していただき、ゆりかご園の運営も任せていただくことになったと思います。
 ゆりかご園は、肢体不自由のお子様や、医療的ケアの必要なお子様たちが療育を受ける通園施設です。
当法人が明石市にある2つの児童発達支援センターを運営することで一体となり、明石市の障害のある子ども達のために、より充実した療育を担うことはもちろんのことですが、保護者の方の思いをしっかりと受け止め、寄り添うことが大切だと思います。
 4月スタートに伴い、あおぞら園から数名の職員が異動しました。また医師、看護士、相談員、経理、一部のセラピストを新たに採用し、以前からいたセラピストの3名は明石市から派遣として残っていただきました。全員、プロ意識が高く、子ども達への熱い思いも強く、人柄も良いスタッフが揃いました。本当に良いスタートを切ることができました。そして、もう一方で利用されている子ども達が、地域で当たり前に暮らせるためのシステムつくりや地域の方の理解を進めることも、両センターの使命です。
 私自身、明石市地域自立支援協議会こども部会の部会長、そして明石障がい者地域生活ケアネットワークの理事もさせていただいており、「インクルーシブ条例制定委員会」の委員などにも参加する機会があります。そのような機会に障害のある子ども達の現状を訴えながら、すべての子ども達がより暮らしやすい明石市を目指して、微力ではありますが、精いっぱい頑張りたいと思います。
 ぜひ、ご意見、ご要望をいただければ大変うれしく思います。

明石市立 ゆりかご園

                         園長 飯塚由美子